皆さん、こんにちは。
北九州で貴金属修理、金、プラチナ買取もおこなっているイズミ貴金属細の泉です。
今回は、貴金属の豆知識について、お伝えしようと思います。ご参考ください。
Contents
・はじめに
金やプラチナ、銀などの品質を表すために貴金属の製品には必ずと言ってよいほど「刻印」が打ってあります。
金には「純金」「K24」「K18」「K18WG」「K14WG」「1000」「999」「750」「585」等。プラチナには「Pt1000」「Pt950」「Pt900」「Pt850」などです。
まず、金やプラチナ・銀はそれ自体がとても柔らかい金属なので、加工しやすくするためや強度を上げるために「割金」を入れて純度を落とします。金には銀や銅等、プラチナにはパラジュウム等をいれます。
日本では金の製品には主に「K24」や「K18」「K14」など頭に「K」が付いた刻印が打ってあります。
「K24」は「純金」つまり100%金だという事を表しています。では「K18」はどのような意味を持つかというと「24分の18」つまり75%が金で、残りの「24分の6(25%)」に割金(銀や銅等)が入っています。
K14は「24分の14が金」という事ですので、58.5%が金で残りが銀や銅という事です。最近良く流通している「K10」は「24分の10が金」という事ですので、残りの「24分の14は銀と銅」と言うことになります(純度が50%を切っているK10を金と呼んでよいのかは意見の分かれるところですが(笑))。
欧米でも「K」表記は使われますが、主に「1000」や「750」「585」などの数字の刻印が使われます。「1000」は「純金」「K24」と同じ意味(純度100%)を表します。「750」は75%が金という事ですので「K18」と同じ意味です。同様に「585」は58.5%が金なので「24分の14が金」である「K14」と同じ意味でつかわれています。
金製品を使っていると「黒くなってしまった」とか「輝きがなくなった」等のお話をよく聞きますが、これは地金の中に入っている割金の銀や銅が化学反応を起こして変色したためです。
新品の10円玉がはじめは綺麗な赤褐色なのに黒くなったり、銀製品の色が黒ずんだりするのと同じ理屈です。品質が悪くなった訳ではないのでご安心ください。市販の銀製品の色を戻す液につけると色が復活します(宝石などが付いている時は注意が必要ですので、専門家にお問い合わせください。)
ホワイトゴールド(WG)というものがあります。元々は金より高額だったプラチナの代替品として流通していました。主に「K18WG」などの刻印が打たれています。
「K18WG」は「24分の18が金」という意味では「K18」と同じです。「K18」との違いは残りの「24分の6」にパラジュウムが入っていることです。
黄金色をしている金にパラジュウムを入れると灰色(少し黒目)の地金に変化します。それにロジウムメッキをかけてプラチナと同じような色合いにして、高額だったプラチナの代替品として今まで使われていました。
ところが10年くらい前からレアメタル(希少金属)であるパラジュウムの値段が高騰してきました。そのため製品を作るメーカーの中には経費削減のために割金の中のパラジュウムの料を減らし、減らした分を銀や銅で賄うメーカーが増えてきました。
パラジュウムの量を減らすとどうなるかというと、出来上がった地金が今までの灰色ではなく、金色(黄色)は状態になります。それにロジュウムメッキをかけて綺麗な白色の状態にするのです。
一見綺麗な白色で仕上がりますので、購入した時はとても見栄えが良いのですが、もともと金色の地金にメッキをかけただけですので、使用しているうちにメッキが剥げてしまい、「ホワイトゴールドを買ったはずなのに金色になってしまった。」というトラブルが多発しました。ご経験のある方も多いと思います。その場合、メッキをかけ直すことになります。※昔の割金にパラジュウムが多く含まれている地金は元々が灰色なので、メッキが剥げても金色になるトラブルはありませんでした。
プラチナの刻印は主に「Pt1000」「Pt950」「Pt900」「Pt850」です。4〜50年以上前のものには「白金」や「純白金」という刻印の物もあります。
Pt1000は100%、Pt950は95%、Pt900は90%、Pt850は85%がプラチナで割金にはほぼパラジュウムが使われています。日本で作られる指輪やブローチ等の製品はほとんどがPt900で作られています。それに対しネックレスや金具等はほとんどPt850で作られています。
これはネックレスや金具などの強度が必要なものにはより硬いPt850を使い強度を増すためだと思われます。Pt950は主に一部の高級ブランドのジュエリーなどで使われています。
刻印は「純銀」「Silver」「925」「Sterling(スターリング)」などがあります。金プラチナと同様硬度を増すために割金(主に銅)を入れています。「925」も「Sterling」も92.5%が銀の地金という意味です。金やプラチナよりも安価のため、比較的安いジュエリーに使われています。
私の知る限り、少なくても昭和47年以降、若干の例外を除いて金よりプラチナの方が高額で推移していました。みなさんも「金よりプラチナの方が高い!」というイメージがあると思います。
2008年のリーマンショックの頃にはプラチナが高騰して1グラム当たり7000円以上になっていました。その後数週間で大暴落し一気に2500円まで落ち込みましたが、それでも金よりプラチナの方が高額で取引をされていました。ところがこの数年事情が変わってきました。プラチナより金の方が高額で取引をされています。
取引価格の下落はプラチナの需要の減少が大きいのではと思われます。プラチナは少し前まではディーセルエンジンの触媒に使われていたので、自動車業界の需要も見込めていたのですが、時代の変化により需要が減ってきました。また上記したように装飾品としての需要は世界的には金の方が多いです。
また、資産としての需要も金の方が必要とされているようです。個人的には、本来希少性という意味では産出量の差からも金よりプラチナの方が高額な状態の方が正しい状態だと思うのですが。
当店では、指輪やネックレス、ピアスといった貴金属を専門に修理しておりますが、金やプラチナの買取もしております。
使わなくなったネックレス、指輪、ピアス、遺品整理などで出てきた貴金属なども1gあたりでキッチリと買取価格を出しております。
小さいなお店だからこそ、少しでも高額買取できるように日々努力しております。
お見せは北九州(小倉)にあます。何かありましたら、お気軽にお問い合わせください♪