北九州小倉で指輪・ネックレス・ピアス・アクセサリー修理専門店

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北九州小倉で指輪、ネックレス、ピアス、アクセサリーといった貴金属修理専門にやっているイズミ貴金属です。

 

貴金属の修理について、よくお問い合わせがあるので、どのようなものなのかについてお伝えしようと思います。

 

貴金属の修理について主なものは次があげられます。

 

1ロウ付け(ロー付け)
2指輪の切れ
3サイズ直し
4指輪の変形
5石外れ
6変色
7ネックレスの切れ
8磨き(新品仕上げ)
9貴金属でないアクセサリーの修理

 

それぞれ詳しくご説明していきます。

ロウ付け(ロー付け)について

貴金属の修理で良く使われる手法です。一般的には溶接と言われているもので、素材同士をくっつける時に使う手法です。

 

地金同士をくっつけるときは、地金と地金の間に純度の低い金「ロウ」を置き、その部分を溶かします。

 

純度の低いものほど先に溶けるので、「ロウ」だけが先に溶け、くっつける地金と地金の間に入り込みます。ロウも金属ですので加工した部分はある程度の強度はありますが、経年劣化などにより強度が落ちることがあります。また少し純度が落ちる素材ですので、元の部分とわずかな色の違いがでることがあります。

 

指輪の切れ

アクセサリーに使う素材(金・プラチナ・シルバー等)は比較的軟らかい金属ですので、細い部分が切れたり折れたりしやすいです。

 

また、1で説明した「ロウ付け」部分は他の部分より強度が落ちるため、特に指輪の場合、他のジュエリーに比べ力が入ることが多いので、一部分に負担がいってしまい切れてしまうことがありますが、またロウ付けをすれば問題なく使用できます。

 

指輪のサイズ直しについて

指輪のサイズが合わないときはサイズ直しをします。小さくするときは指輪の手のひら側を切り縮めて、ちょうどよいサイズ(形)にしたのち、切り口の部分をロウ付けします。その後切り口がわからないように仕上げて終了です。

 

サイズを大きくするときは、小さくするときと同様リングの手のひら側を切ります。切ったのち指輪を所定のサイズまで広げ、その部分に指輪と同じ素材の入れ、ロウ付けして仕上げます。

 

デザインや性質によってサイズ直しができないものがあります。「金とプラチナのコンビのリング」「オニキスが埋め込まれたタイプのリング」「シルバー製品の石入りリング」「テンションセッティングのリング」「(フル)エタニティリング」等です。お気軽にお問い合わせください。

 

また、デザインによっては指を入れる部分がまん丸にできなくて、「△のおむすび型」や「小判型」になってしまうことがあります。これはデザインの部分に無理をさせて石の外れを防ぐためです。指にはめてしまえばほとんどわかりません。指から外して置いている時には気になる人もいます。

 

指輪の変形

アクセサリーに使う素材は軟らかいものが多いです(金・プラチナ・シルバーなど)。特に指輪の場合は重たいものを持った時などに力が入り形が変形することが多いです。店舗に持ってきてもらえればその場で修正が出来ます。

 

しかし石の入ったものが変形した場合やデザインによっては、石を留めている爪のゆるみ等をチエックする為に少し時間がかかることがあります。

 

石外れ

枠の爪が残っている場合はそれを再利用して石を留めなおします。爪が無くなっている場合は爪を立て直してから留めなおします。

 

変色

銀製品は汗や化粧品、温泉の成分などで黒く変色します。

 

金製品の場合は割金に銀と銅が含まれているため(詳しくは「貴金属についての豆知識」参照)、銀と銅が汗や化粧品等と化学変化をして変色します。

 

金製品銀製品共にシルバーアクセサリーの変色を戻す薬品を使えば元に戻りますが、宝石などが付いている場合は薬品が使えない場合がありますので、お気軽にご相談ください。

 

ホワイトゴールドの変色は主に仕上げに使われている「ロジウムメッキ」が剥がれることによっておこります。

 

2〜30年以上前のホワイトゴールドはあまり変色しませんが、最近(10数年前〜現在)の製品はメッキがはがれると変色します(詳しくは「貴金属についての豆知識」をご参照ください。

 

メッキを綺麗にかけるためには、一度製品の表面をきれいに仕上げてからメッキをかけますので、少し費用と時間がかかります。

 

ネックレスの切れ

地金もののネックレスの場合、基本的にはロウ付けで修理します。なるべくわからないように仕上げますが形状によっては、数ミリ「ここを修理したな」とわかる部分が出てきます。

 

真珠や石のネックレスの場合は糸やワイヤーを丸ごと変えて修理します。切れているのは一部ですが、全部を新しいものに変えます。

 

磨き(新品仕上げ)

輝きを失った貴金属に再び輝きを取り戻します。基本的に「磨く=削る」です。ですから傷が入ったからと言ってあまり磨きすぎると、地金を削ってしまい重さが軽くなってしまいますので、磨きすぎることはお勧めしません。

 

輝きを失わせている小さな傷は削って綺麗にしますが、大きな傷はあえて取らずに軽く磨くということも有効です。ジュエリーの状態を見ながらそれぞれのジュエリーに最適な仕上げをご提案します。

 

貴金属でない素材のアクセサリーの修理

修理不可能なものもありますが、色々な方法を考えてご提案します。お気軽にご増段ください。

 

上記のものの他にも色々な加工を承っています。北九州小倉のお客様で、指輪、ネックレス、ピアス、アクセサリーで何かしら悩まれた場合、お気軽にご相談ください♪

 

 

 

福岡県北九州市小倉北区吉野町9-19

営業時間:9時~18時

定休日:日曜日祝日

電話番号:093-922-8160

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自己紹介


泉尚人(いずみなおと)
福岡県立戸畑高校卒業
福岡大学法学部卒業
貴金属職人歴:25年
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